坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛の図

坐骨神経痛とは

標準医療の見解

坐骨神経の走行状に起こる痛みや痺れを指す症状のことです。整形外科領域の見解では形質的な異常腰椎変形・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症・腰椎分離症・梨状筋症候群・etc...が原因とされています。普通に考えて原因を取り除くのが根本解決となりますが、標準医療では痛み止め(薬・注射)の対症療法が処方されます。理由は簡単で手術の成績が良くないからです。

【標準医療側の目的】は形質的な異常を治すことに対し、【患者側の目的】は痛みや痺れをとることです。術後に症状が残っている場合は日にち薬と諭されます。それもそのはずで医療者側の目的は文字通り形を整え(整形外科)成功しているからです。

 

ではなぜ痛みや痺れは残るのでしょうか?

それは根本原因が形質的な問題ではないからです。

坐骨神経痛の症状の特徴としては、

・間欠性跛行:数分は歩けるが症状が酷くなると座って休まないと行けなくなり、数分休むとまた歩けるようになること。

・朝夕に症状が酷く、日中はやや症状が和らぐ。

・雨の日や冷えると症状が強くなり、晴れた日や入浴後は症状が和らぐ。

この症状の特徴がおかしいことに気づきませんか?

形質的な異常が原因であれば上記のように症状が変化することがおかしいのです。形質的異常は日々変化することがありませんので、症状が変わることがある場合は形質的異常が原因とは考え難いのです。

 

坐骨神経痛の本当の原因は?

それでは本当の原因は何でしょうか?それは筋肉の硬化による血流不足です。メカニズムは正座で起こる痛みや痺れと同じです。

正座をすると自重と床面の圧迫により下肢の血流が阻害されます。血液循環が一定時間阻害されると痛みや痺れが現れます。そして、正座を崩すとしばらくは症状が続きますが、一定時間経過し血流が改善すると症状も消えてなくなります。

血液循環は心臓から全身を巡り、代謝されてまた戻ってくるものですが、筋肉の硬化で静脈が老廃物を運べなくなると、悪いものが膨れ上がり神経を圧迫し痛みや痺れが起こります。この状態が坐骨神経周囲で起こることから坐骨神経痛症状が現れます。

要は筋肉の硬化が原因で起こるので、寒冷環境や疲労などで血流がより悪化する状況下になると症状が悪化することも辻褄が合います。反対に天候がいい日、入浴後など血流が良くなると症状が和らぐ理由もまた説明がつきます。

革命的治療では

医学革命研究所で行う革命的治療では、痺れの原因となる筋肉を問診、運動検査で割り出し、触診にて特定します。

その部位を徒手治療もしくは鍼治療で適切な刺激を加えることで、固まった筋肉が緩み症状が消えていきます。